映画「スチームボーイ」に寄せて
かって私は鈴木杏ちゃんの声について以下のように書いたことがある。
「彼女の声はどちらかというとメゾソプラノなんですが、声が太いので聴きようによっては少年の声のようなイメージを持つ場合があります。」
女性としては太い、野性味ある声は今回の主人公「レイ」(大友監督ありがとう!!六小夜主人公の潮田玲から取ったに違いないと勝手に推測(笑))のキャラクタに合っていると思う。
予告編最後の台詞
「僕は未来をあきらめない」
では一聴すると平凡だが、実は杏ちゃんにしか出来ない息(言葉)の抜き方をしている。
これは違和感と取られるかもしれないが、きっと彼女のことだ。
映画が始まって五分もすれば観客を自分の世界に取り込むことが出来るだろうと期待している。