The World Is Waiting For C.K 2
BBS of Yahoo!JAPANへの反論1
Chiaki Kuriyama 4 Lifeでも述べられているが、重複を知りつつ持論を展開させて頂く。
この中で興味深いのが、
放送局自身が再販するという意向と、その制作に関与した人たちの過剰なほどの希少性追求とが、整理されていないことが、すでに問題のようだ
という点である。
以前、ある放送局の部長さんとデジタルコンテンツの将来性について話をさせて頂いたことがある。
「我々には膨大なデジタル化出来るコンテンツが揃っている」
と胸を張られていた。
私はその時、彼ら(放送局)はコンテンツ自体は保有しているが、再販する方法とビジネスとして成功に導く企画力を持ち合わせていないのではないか?と漠然と思ったのだが、どうやらその通りらしい。
記事中述べられている
専用STBによるクローズな配信などで一部の人気タレントが活躍する機会がそろそろ出始めることは間違いないだろう。
それは、いつ頃実現するか?
予想は難しいが、もしかするとこの2年以内かもしれない。
理由は…既に違法であることが判りながら新作映画はネットを駆けめぐり、HDDの中に日々取り込まれつつあるからだ。
「MAIL」でのネット配信を角川がどう捉えているか、現時点では不明だが世界規模での戦略から見ればむしろプラスメリットの方が大きいと言えよう。
同じ理由で「digi+KISHIN」のリージョンフリー化についても同様である。
そして、何度か書いているように「あずみ」に関しては、C.Kこそ「あずみ2」を助ける救世主であり、世界配給交渉の際の切り札として使われたに違いない(妄想率100%だが)
「次回作ではあの『KILLBILL』で注目されたC.Kが出演する!」
この事実だけで、十分交渉に使えただろう。
こうして事実を並べてみると、C.Kサイドが決して無為無策に出演作をチョイスしたのではないことが判るだろう。
世界はC.Kを待っているのだ。