「TheFace」~one~
「TheFace」04Apr
この画像は裏表紙になります。
裏と言っても外国の雑誌は日本とは逆方向から開くので、日本では表表紙です。
インタビュー含め4ページ。
今回はそのインタビューの最後の部分をちょっとだけ・・
はっきりといえるのは、これからの2,3年が、CKブランドの未来を決定付ける重要な時期ということだ。果たして彼女はこの間に、カルト的な人気のまま消えてしまうのか、それとも不動の地位を築き上げるのか。
彼女が繰り返し見る夢の一つは、実際、どこにもたどり着けない悪夢なのだ。
「ふるさとの土浦で、私は迷子になるんです。霞ヶ浦が見渡せる田舎の道を旅してたら、いつの間にか暗い倉庫に紛れ込んで・・迷ったままその夢は終わるの・・いつも。家にたどり着けないの。あれ、どういう意味なんだろ?」
訳:SHOUさん
凄いインタビューですね。これ・・
ここまで切り込んだコメントを取った取材ってのは私の記憶の中では皆無です。
もっとも、訳されたSHOUさんは以下のようにコメントされていますが・・。
まあ、欧米のジャーナリズムの悪い点だと思うのですが、どうしても日本のアイドルとか取り上げると、記事の全体のトーンが「女工哀史」(笑)みたくなってしまうんですよねー。スケジュールは、全て事務所によって決められ、週末という言葉も意味を成さないとか。
だから、最後の夢の話なんか、本人にとっては単なる夢の一つの話にしか過ぎないのかしれないのだけど、記事の流れからすると、えらく悲しく響いてしまうということになるわけです。
確かに欧米の方々から見れば彼女は異国のお嬢様なんですね。
非人間的な生活を強いられるという・・。
しかし!それは妄想だと思うぞ!>TheFace(笑)
例えどんなに仕事がキツくても、彼女の意識の根底は「Professional!」だと思います。
「日浦莎代里」も「千草貴子」も「津村沙世子」も、そして「GOGO夕張」も・・彼女、栗山千明「しか」表現出来ない世界を魅せた。
このオリジナリティは彼女のProfessionalな意識から生まれた。
私はそう考える。
だからこそ彼女は悩み苦悩するわけですが、それは決してネガティブな面だけではない。
リスクを考えない博打打ちは破滅する。
最悪の場合を想定して動かない医者は患者を殺す。
頼もしいコメントじゃないかと私は感じました。
今回の記事掲載に当たってSHOUさんには一方ならぬお世話になりました。
厚く御礼申し上げます<_o_>