【ハゲタカ】人間
C.Kfan哲0701さんのblog映画と出会う・世界が変わる よりTBをいただくが・・・
喧嘩売ってるすか?(苦笑)
では、面白くなかったのは他のせいだよね・・・と論点をずらされてるが・・・
申し訳ないが、ちょっと論点というか原因の究明が可笑しいので・・・TB送った先が悪かったと言うことでご勘弁いただいて、酷評させていただくとする。
「ハゲタカ」はちょっと見人間ドラマらしく人間を描くことはしない。
それぞれの登場人物が家庭を持ってて如何にもパパママしてます!ってところは1シーンたりともない。
映画で鷲津が悩むのもホテルでバカラグラスぶん投げて割っちまうとか、オフィスで刻々と下がっていく株価をじっと見つめるとか、中国奥地で一人佇むとかそんな具合だ。
三島由香(栗山千明)にしたところで、死んだ人間のインタビュー場面を繰り返し会社のモニターで食い入るように見つめ直している。
ドライだ。
人間じゃないみたいな表現になってしまうけれども、みんなホントに人間じゃないのか?
そんな筈もないことは映画ご覧になった方がよくご存じだろう。
全員悩む悩む(笑)
そんな姿を観て、
人間というものが登場しないのだ。
と言う感想を持たれたと言うことであれば
腐っているのはお前の方じゃないのか
と芝野健夫に後ろから言われて会社を追われてしまうかも(笑)<結構有名なジンクスらしい
それぞれ感想はあるので、面白くなかったと言う感想もアリだと思う。
自分の経験から言うと、最初は情報量が多すぎて一度頭がオーバーフロー起こす。
二回目でやっとそれぞれの存在感に気付いて、三回目から人間らしい息づかいが感じられるのだ。
鑑賞一回で判って貰えるほどこの映画はヤワに出来てない。
だからこそ、三回観に行ってくれとお願いしてるのである。
今まで映画が人間を描こうとして用いた手法とはハゲタカは逆のことをやっているので、もしかしたら見えなかっただけなのではないだろうか?
0701さん是非もう一回観に行ってください。