由佳とねじ
栗山千明出演ドラマ「シリウスの道」をやっと観ることが出来ました。
JHFC管理人(ふくたろ)の独り言で書かれていた事がやっと理解できて、コレを書いている次第。
>ふくたろうさんすまぬ(;^_^A アセアセ…
ビジネスとハードボイルドが表裏一体になっていて、これはこれでなかなか楽しめる作品に仕上がっておりました・・特に私くらいの年代にとっては・・で、それを踏まえて・・昔の話っても・・・25年前・・・ってオレその当時大学生か高校生やし(苦笑)
ええっとぉ・・・C.Kの役柄って・・・かなり超過勤務なんだけども派遣契約上大丈夫なんだろうか?(笑)
それはともかく・・・凄くこの作品って「ハゲタカ」インスパイアな部分って濃かったんですね。。。
例えば・・・クライアントが「大東電機」(って「大空電機」と一字違いだけやん!)
C.Kの役名「平野由佳」(三島由香)
彼女自身が語る「ねじが好き」の話
ふくたろうさんの仰るとおり「会社に残るのも勇気だよ。。」と優しく言ってくれる同期の沼田さんはいなかったけれど・・代わりに「今夜は返さない・・・」と誘う上司がいて(そっちの方が100倍嬉しいです!)・・・。
辰村祐介(内野聖陽)ってなんか鷲津政彦に被りませんか?
男の空虚さ・空しさを仕事にぶつけるという面で・・・。
二人ともトラウマ持ってるし・・・。
そこからドラマが始まるんでしょうが・・・。
「ハゲタカ」観ちゃうと・・どうも・・「シリウスの道」のビジネス面での嘘っぽいところが気になっちゃって・・半沢(田中健さん)の憎々しげな演技も話としては面白いし、演技も良かったけど・・どことなく・・「それ・・絶対ないから・・」って思わず口を出てしまうし・・・。
なにより・・・立花英子(真矢みき)のような弱い上司は要りません(笑)し・・・あんな美人の上司いません(きっぱり)
浜井勝哉役の寺島進さんはすげぇ!
殺気をマジで出してたのが伝わってきた。
軽く大阪弁しゃべってるんですが、上滑りしないで凄みが出てました・・・コレが凄い!
C.Kの演技についてはバイプレーヤに徹してたかな?
「ハゲタカ」の時の変なテンションの持って行き方じゃなく、あくまで会社チームの一員という喋り方がとても自然で好感が持てました。
が・・・印象に残らないんですよね(;゜)ウッ!
難しいところではあるんだよねぇ・・・栗山千明じゃなくてもいいという諸刃の剣。
どうもWOWOWでのC.Kって「春、バーニーズで」にしてもこの作品にしても、穏やかぁな自然さを追求してると感じちゃうんですが・・・。
栗山千明の「シリウスの道」ではなく、あくまでドラマ出演者の一員という方向性を持った作品であり、その意味では若干物足りなさはあるでしょうが、なかなかの秀作と言えるのではないでしょうか?