下弦の月 ラスト・クォーター
ある方からお聞きした話や最近のインタビューを読むと、彼女「下弦の月~ラストクォーター」の撮影時にかなり悩んでたみたい。
「女優が普通の役を演じられないのは致命的だな、と。」
とまで思ったそうな。
心の琴線に触れる言葉じゃないか?
極言すると私は…他の誰が演じる望月美月も観たくない。
栗山千明が「演じる」普通の女の子=望月美月を観てみたいのだ(原作fanの方とは意見を異にするが)
普通の役を普通に演じるんだったら、誰が演じても結果は変わらない。
私は、栗山千明が演じるから、この「下弦の月」という映画の存在価値があるとさえ思う。
結果、「美月はこんなんじゃない!」って意見が出たとしても、それは解釈の相違と言うしかないと思う。
原作が全て正しいとは思わないし(毒吐いてる?)
むしろ彼女が演じることに集中しすぎて、オーラのような存在感が消えてしまうことの方が心配。
そんなことないとは思うけれども…
そして、それこそがこの映画の魅力なんだってこと。