栗山千明さん応援blog「GO!GO!C.K」(β版)

女優栗山千明さんの話題中心独善的blog。Thank you for access. This is the personal blog that assists in actress C.K(Chiaki kuriyama). This blog is Japanese version only . Since 2004.2.26

もしも…The MTV Movie Awards 2004会場にC.Kがいたら…

以下の記事まがいは全て私の妄想です。一切根拠はありませんのでお間違いなく…

[ロサンゼルス 5日] 毎年恒例のMTVムービー・アワーズの授賞式が5日夜、米カリフォルニア州カルバーシティーで行われた。

「BestFight'sWinner!Chiaki.Kuriyama vs Uma Thurman!!」

歓声が一際大きくなる。

彼女の名は栗山千明(Chiaki.Kuriyama)。

若干19歳の華奢で小柄なこの少女が、あの有名な「青葉屋の決闘」シーンのメインキャラクタの一人であることを私はにわかには信じられなかった。

ジル・スチュワートデザインの赤いワンピースに包まれ、タランティーノ監督とUma Thurmanに挟まれて、はにかみながらも満面の笑みで微笑むその姿は、まるでnymph(妖精)のようでさえある。

彼女の映画を観たN.Yの友人が

「メジャーに続いて映画でも日本は凄いヤツを生み出したが、段々それが美しく、格好良くなっていくのはどうしたことだ?」

と笑いながら首をひねっていた。

イチローのレーザービームとゴジラMATSUIのパワーを併せ持つ最強の殺し屋。

メジャーを蹴散らした少女。

言い方は色々あるが、レーザーのようなあの視線を受けて、まっとうにしていられる程の心臓は私にはない。

そのことを世界のC.Kfan以上に知っている男が日本にいた。

映画監督金子修介

「2日だけ撮影を延ばす。その代わり、『あずみ2』の宣伝してとんぼ返りしてこい!」

と撮影現場から彼女を引き離し、ロスのこの会場まで行くことを許可したのだった。

QTとUmaのスピーチが終わり、いよいよChakiがたどたどしい英語での話し始めた。

が…すぐに

「ここからは日本語で話します・・。」

とジョークを飛ばす。

一同が大いに沸いた後、世界中のC.KfanとQTとUmaを初めとするKillBillのスタッフ一同。天国の深作欣二監督に丁寧に礼を述べ

「今私は映画の撮影中でして、撮影途中に現場を抜けることが出来なかった私の背中を押してくれた金子修介監督に捧げます…」

にわかに会場は暗くなるとニンジャの集団が出現した。

あっという間に早変わりしたC.Kのクノイチ姿!

その太刀さばき、身のこなしの見事なこと!!

そうなのだ!これぞC.Kがこの賞をゲットした最大の理由なのだ!!

安易にスタントやCGに頼らず、自分で演技する!

彼女はKillBillでそれを実践し、見事開花した!

その雌豹のような視線を見よ!

あっという間に敵は屠られ、この演出に会場はやんやの大喝采だったことは言うまでもない。

Chiaki.Kuriyama

不思議なことに、彼女が再びこの会場でスポットライトを浴びる事を、なぜか確信している。

ひょっとすると先程の敵との立ち回りで私自身も彼女に「KILL」されてしまったのか?

苦笑いと共に私は会場を後にした。

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