<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198917590/249-2375910-9508324">木曜組曲</a>
本日読了。
恩田陸さんの作品って男であるおいらから見ると不思議に感じてしまう。
フェミニンな雰囲気とかではなく、なんというか視線の違い、したたかさってのを感じる。
この作品の最後の部分。
静子が会社に帰ると掃除のおばちゃん(実際は70近いおばあちゃん)が登場する・・唐突に。
このおばちゃんマニキュア(孫がニューヨークから買ってきたんやと・・)して今日は早く終わって彼氏とデート(しかもミュージカル!)なんですと・・(;^_^A アセアセ…
彼女の文章自体なんとなく自分と相容れない違和感を常に与え続ける。
デビュー作の「六番目の小夜子」自体読み終わった時の感想は
「おいらにも書けるかも?!」
で・・書いてみた(笑)
敵わない(爆)
やはり、そこはプロなんである。計算してる。上手い。
でも・・ちょっと頑張れば・・もしかして・・
恩田作品の魅力ってのは、そんな不思議な親近感と違和感との狭間で行き来する自分を見つめる良い機会でもあるんです。
で・・なんで恩田陸がC.Kと関係あるの?