栗山千明さん応援blog「GO!GO!C.K」(β版)

女優栗山千明さんの話題中心独善的blog。Thank you for access. This is the personal blog that assists in actress C.K(Chiaki kuriyama). This blog is Japanese version only . Since 2004.2.26

「情熱大陸」栗山千明編

古い記事なんで、今更感ありありなんですが・・・

ディレクターの目線blog

「情熱大陸/女優・栗山千明」 感想

私みたいなちょっと昔からC.K知ってると冒頭の

正直、栗山千秋さんに興味は無かった。

で萎えるんですな(苦笑)

この番組出演以後、彼女はおやじキャラで有名になっていくわけです。

今から考えると、既成概念(このblog筆者もその一人・・『バトルロワイヤル』や『キル・ビル』のイメージが強くて、クールビューティー狙いのコンセプト)覆すのにこの番組を使ったという解釈でよろしいんではないかと・・予定調和・・ですわ。

彼女はblogやってるわけでもtwittergoogle+で呟いてるわけでもない。

言ってみたら「情報発信」を意図して絞ることでイメージの定着を行っている、またそれに成功している女優さんです。

そして、この番組のディレクター意図を裏切り(他の女優との相対比較)、本人の意図したナチュラルな栗山千明(彼女のパーソナリティの源「集中力」)へ結論をすり替えてる。

このあたりを演出ではなく自然とやってのけるのがC.Kなんですわ。

多分インタビュー終わったあたりで番組ディレクターは途方に暮れてたと思う(笑)>この辺でディレクターによっては面白い!と萌えるタイプあり・・大友啓史さんとかは絶対このタイプ(苦笑)

ちなみにこのインタビュー時の革ジャンは2007年ベストレザーニスト賞受賞時に着用していたもの。

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自分の良いと思ったことについては、トコトンこだわるという無言の意思表示なんでした。

2009年12月13日放送

担当スタッフ

演出:野村正人

構成:長南武

ナレーター:窪田等

撮影:三浦貴広、作左部一哉

音効:吉田比呂樹

制作協力:ジッピープロダクション

プロデューサー:本橋由美子、上野大介

情熱語録

例えば、

私が出てるから「アクション系」だろうとか

私が出てるからこういう役だろうとか

思われるのはちょっとイヤ…。

イヤというか面白くないな、って。

いろいろ今までやらせていただいたのは

糧になってるんですけど、

その一方で、

イメージが固まってしまっているところも

多少あると思うんですよ。

それを一回ゼロにできたらいいな、と。

お客さんとかに観てもらって

で、もしもそれで認めてくれるというか…。

いいなって思ってくれたときに

今度からは

「千明がこの作品やってるから、じゃぁ観てみようかな」って思ってくれる人も

増えてくるじゃないですか

その時に期待を裏切れないと言うか…。

知ってもらえば貰うほど

やっぱり次にやる作品をプレッシャーに感じると言うか

期待を裏切らないようにしなきゃってのはあります。

私、「努力」という文字が似合わない…人なので。

あまり自分で努力…いや、むしろしてないなぁ。

(あまり言いたくないですか?)

いや、違うんですよ

何もしてないんですよ単純に

ただ、普通でいようと…。

お仕事で例えばどっか行ったりとかして

おいしいものをごちそうになったりとかするけど

毎回そんな美味しいもの食べてたら

それが普通になっちゃってありがたみがないけど

お家でご飯を食べるってことが習慣だったら

そういうことが

おいしいものを食べて幸せって思えたり

そういう目線がなくなっちゃったら

何が面白くて何がよくてっていうのが

わからなくなっちゃうし

等身大の役をやった時に

できないと思う

(自分の演技に)満足する事って

あんまりない気がします

だから自分のお芝居見れないんです

見たくない

(見ないんですか?)

見ないです、なるべく。

(どうして?)

恥ずかしいから…(笑)。

しかも映画とかって、

だいたい長くて1年前とかの映像じゃないですか。

絶対そこから1年間で成長してるはずなんです。

だから昔の自分を見ると恥ずかしくなる。

(女優として誰にも負けない部分は?)

負けないになるのかどうかわからないですけど、

自分で思ってるのは、

『緊張しぃ』だからこそ、

本番で思いっきりできるのかな…。

私は緊張してるからこそ

「やらなきゃ!」っていう気合いが半端ないんですよ。

なので、怪我してても気づかないぐらい

本番を思いっきりやる!っていう。

なかなかそういうことが出来る人も

いないんじゃないかなって、勝手に思ってます

私は

与えられたことを

ちゃんと自分で選んじゃったら

多分、好きなものしかやらないし。

大変なのを避けたくなっちゃったりするし。

恥をかけるのは若いうちだと思うので、

今のうちに恥かいて経験しておこうかな。

情熱の瞬間

▼「固定化しつつある自分のイメージを一度ゼロにしたい」と『脱・栗山千明』宣言(23:11)

▼舞台『コースト・オブ・ユートピア』。言い回しの難しい長ゼリフの稽古風景。(23:24)

▼「緊張する性格だからこそ、本番では思い切り。やらなきゃ!っていう気合がハンパない」ところが、誰にも負けない部分。(23:30)

動画:091213情熱大陸