『栗山千明の新月朗読館』感想(雑感也)
【最終夜『鵺(ぬえ)』雑感まとめ】
一言で言うと「実力不足」
ハードルが高すぎた。
と表現せざるを得ないのかなぁ・・orz
朗読のライヴなんてのは周り中アウェーでのチャレンジだから、C.K自身全力であったことは感じたし、評価に値するが・・・
★てれびまにあ。さん★「栗山千明の新月朗読館」ライブを見に行ったのだが
私が数えたところでは、1時間のうち13回噛んでいた。栗山さんを責めるのは酷である。栗山さんは「拙い朗読ですみません」と謝られていた。
データは正直です(苦笑)
そういえば、多分「浄土と穢土」だと思うんだけど、「浄土と江戸」ってアクセントで読んでませんでしたか栗山千明さん…。 #roudokukan
— なぷさん (@napunzel) 8月 18, 2012
これは上記blogにも指摘があったし私も感じた。
確かに「江戸」だったよね。
正しくは「穢土(現世)」だったのかぁ・・・
ありがとうございました! 栗山千明さまチョイスしたの大正解でしたね、朗読とても上手かった。声の演じ分けや演技も。噛んだって良いじゃない、生なのだもの。 ( #roudokukan live at ustre.am/nFAU)
— 黒凪凛さん (@Rin_Kuronagi) 8月 18, 2012
その通りなんです。
カミカミもある程度まで良いと思うんですが・・・京極作品じゃ・・キツイ。
他にも
執着(しゅうじゃく)ですね。 ( #roudokukan live at ustre.am/nFAU)
— aida ronpeさん (@ronpekun) 8月 18, 2012
とかセンテンス危ういところ散見。
とは言え・・・
大勢の観客の前、生中継で、下手も打てない。そんな中で、よく頑張ったと思います。何度か詰まってましたが、しょうがないですよね、あれは。かなり読みにくい文章だったんだろうと思うし、段落わけもなかったと本人も言ってましたから。。
や、
千明様はちょいちょい噛んでしまったり誤読があったりもしたけれど、すぐ修正してくれたので特に気にはならず。どちらかと言うとミスった後にちょっと笑ってしまっていたのが残念だったなーと。水を飲んでる間にページが閉じちゃったのには笑ったというか和みました。
0 + 1 = new world■[RSZ][REPORT] 栗山千明の新月朗読館@TOHOシネマズ六本木
最後の挨拶。肩だしの黒のドレスに、メイクもモデルさんみたいにキメキメで、ハッと息をのむような美しさ。でも、しゃべりだすといつもの栗山さんっていうギャップね。「みなさんの前で朗読するのが初めてで、すごく緊張しました。特に区切りがないので、水を飲むタイミングが分からなくて、飲もうとしたら、本が閉じそうになっちゃって、申し訳ありませんでした」とか。
けんちーのアニメ中心生活ブログ2012年08月18日 土曜日。(昼から猛烈な雷雨)
など好意的な意見も多い。
個人的には評価すべきポイントはいくらでもある。
映画館の大スクリーンでC.Kの見目麗しい御姿を拝謁できたこと。
ワンショルダーの黒のドレスの美しいことと言ったら!!!
「朔の夜である・・・」
と第一声が発せられた瞬間の密度感は尋常ではなく、高まり行く聴衆の緊張を煽り淡々とした日常からドロっとした暗闇の世界へと誘うには十分な出だしであった。
水を飲む
「ゴクッ」
いう喉のうねりは、ここに非日常的な彼女の存在を確固としてあることを我々に知らしめ、その一挙手一投足に注意を注ぎ込むことを強要し、さらなる闇へと我らを誘う。
「ヒィ・・ヒョウ・・・」
鵺の 鳴声のなんと艶かしく艶やかなことか!!!
このまま闇の世界に誘われ、夜を徹し、明るくなることさえ許されずとも我らは鵺の餌食にともなろう・・・。
くらいには評価してる(苦笑)
そして、この企画の可能性の大きさにも賛同する。
是非とも次回も違う作品でC.Kの朗読ライヴ聴きたいものである。
ちなみに
『栗山千明の新月朗読館』最終夜に向けて台本を手作りした。御覧の通り、和綴じの台本である。8月18日当日、『鵺』の朗読を聞いたあとなら、この暗闇を思わせる表紙の意味を感じてもらえるのではないかと思う。ちなみに、当然世界に一冊しかない。 twitter.com/seikaisha_ymnk…
— 山中武さん (@seikaisha_ymnk) 8月 11, 2012
これ滅茶苦茶かっこよかったという意見多数(^_-)-☆