ブラック・スワンに魅せられた二人
六番目の小夜子二人がナタリー・ポートマンに魅せられた
二人共この作品に呼応し合うように魅せられているのが、ひどく面白い。そしてナタリー・ポートマンは世界一の女優だと心から思う。あんな人、いない。天才なんて安易な言葉じゃ全然足りない、もっと複雑でもっとタフでもっと生身。すごい。素晴らしい。
鈴木 杏
栗山千明、「自分の中の“ブラック・スワン”を見つけてください!」 サーチナニュース
「バレエのような一団にいるから余計にそう感じるというか、集団生活の中でプリマを割り当てられることはプレッシャーだと思いますし、自分の立ち位置が奪 われてしまうことは、確かに危機感を覚えますよね。以前、蜷川幸雄さんの舞台に立たせていただいた時に、稽古中も生徒さんが観ていらしたことがありまし た。わたしに何かがあった時に代役を――という意味合いもあったとは思いますが、その状況って今回の映画のそれと似ていますよね。映画でも代役にまつわる 危機感や焦りが生まれて、もっと一生懸命にやらなくてはいけない強い責任感に押しつぶされそうになる。その感覚はわかりますね」
栗山 千明
杏ちゃんの「軽蔑」と主に観に行く作品が一つ増えた。